比較

KeeForge vs Strongbox

Strongbox は KeePass と Password Safe の両形式に対応した、機能豊富な iOS・macOS 向けパスワードマネージャーです。KeeForge は iOS 向けに的を絞った、完全無料の KeePass クライアントです。選ぶ助けになるよう、率直に比較します。

結論から

Strongbox は長く開発が続く、機能の深いパスワードマネージャーで、KeePass と Password Safe の両方の保管庫をしっかりサポートしています。Pro プランでは、ハードウェアキー対応、ブラウザ連携、高度な自動入力ワークフローなどが加わります。Apple プラットフォームで利用できる KeePass クライアントのなかでも、とくに高機能な部類です。

KeeForge は設計上、対象を絞っています。KeePass の .kdbx に集中し、最小限で今風の iOS 体験を提供します。すべての機能が、無料かつ完全にオープンソースのアプリに入っています。Pro プランもサブスクリプションもありません。

どちらのアプリも標準の .kdbx ファイルを読むため、同じ保管庫に対して並べて試せます。

機能比較

執筆時点の内容です。機能は変わります。最新の情報は両者のリリースノートをご確認ください。

KeeForge Strongbox
KeePass の .kdbx データベースを開く 対応 対応
Password Safe(.psafe3)対応 非対応 対応
エントリの編集・作成・削除 対応 対応(一部のワークフローでは完全な編集に Pro が必要)
自動入力(パスワード + パスキー + TOTP) 対応 対応
Face ID / Touch ID でのロック解除 対応 対応
クラウド同期(iCloud、Dropbox、OneDrive、WebDAV、ファイル) 対応 対応(Pro でより多くのプロバイダ)
YubiKey / ハードウェアキー対応 未対応 対応(Pro)
サブスクリプション / 有料プラン なし — 任意のチップのみ 無料版 + Pro(サブスクリプションまたは買い切り)
オープンソース GPLv3(アプリ全体) 商用コンポーネントを含むオープンソース
対応プラットフォーム iOS、iPadOS iOS、iPadOS、macOS
対応する最小 iOS バージョン iOS 18 より低い(古い端末にも対応)

Strongbox の優れている点

  • KeePass と Password Safe の両形式に対応。古い .psafe3 の保管庫が手元にある場合に役立ちます。
  • Pro では YubiKey 対応、より幅広いクラウドストレージ連携、高度な自動入力ワークフローが使えます。
  • 長年にわたる活発な開発の実績と、パワーユーザー向けの厚い機能群。
  • 同じ開発元のデスクトップ版が欲しい人のための、成熟した macOS アプリ。

KeeForge が違うところ

  • 完全無料。Pro プランもサブスクリプションもなく、アプリ内課金は任意のチップだけです。
  • すべての機能が GPLv3 のオープンソース。クローズドな部品を含む有料プランはありません。
  • iOS 18 以降に向けてネイティブに構築。最新のプラットフォーム機能(TOTP 自動入力、パスキー自動入力、「ファイル」App 連携)を主役として扱っています。
  • 機能の範囲は小さく、的を絞っています。覚えやすく、すぐに使い始められます。

どちらを選ぶか

KeeForge が向いているのは…

  • KeePass の .kdbx 保管庫しか使わない。
  • サブスクリプションや Pro プランを使いたくない。
  • YubiKey ハードウェアキー対応が(今のところ)必要ない。
  • すべての機能が公開されたソースに含まれる、完全にオープンソースのアプリがよい。
  • iOS 18 以降を使っている。

Strongbox が向いているのは…

  • 開く必要のある .psafe3 の Password Safe 保管庫がある。
  • YubiKey などのハードウェアキー対応が必要。
  • macOS で高度な自動入力ワークフローを使いたい。
  • 古い iOS 端末(iOS 18 より前)を使っている。

多くの KeePass 利用者は、複数のクライアントを同じ保管庫に向けて使い分けています。.kdbx は持ち運びのきく形式なので、乗り換えのコストはわずかです。両方を試して、自分の毎日に合うほうを選んでください。

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無料、オープンソース、アカウント不要。